中学生時代、目の前の恐竜がリアルに動く体験をした時のことを、今でも鮮明に覚えています。
ジュラシックパーク。
誰もが一度はご覧になられたことがあると思います。

中学2年生の僕は、映画館で見たその光景に目の前で起こっていることが理解できず、驚きとまどい感動しました。

その時から映画の世界にのめり込んでいきました。
日曜洋画劇場
ゴールデン洋画劇場
金曜ロードショーの時間が楽しみで仕方がありませんでした。

そこから大人になり、美容の世界に。

目の前の人を美しく彩ることで喜ばれる仕事。
やりがいしかなかったです。

ある日、いつものようにお客様が来られて熱く語られた、劇団四季のすばらしさ。
「すごく感動するから絶対見に行ったほうがいいわよ!!おすすめするわ」の言葉に、気持ちを動かされました。

実はそれまで、舞台なんて見たことなかったんです。
幕が上がった瞬間、かつてどこかでみた、強烈にその鮮やかな色彩に、両目が潤んだのを覚えています。

素晴らしいオーケストラの演奏が始まりました。
そこからは、とんでもなく、とんでもない、夢の世界。
その素晴らしい歌に涙して、歌も踊りも感動感動、ワクワクが止まらない！
これがミュージカルの世界か！！！
と幸せな気持ちになった反面、

正直悔しかったんです。。。
あれ？この人たちは一度に1000人もの観客を感動させてる。
今の僕みたいなワクワクドキドキの世界に連れて行ってる。

けど、僕は現場に帰れば、目の前の人だけ。。。
この人たちは、毎日こんな人数を？

自分の職業が大好きだったからこそ、悔しい気持ちが湧いてきました。

だからと言って、今から舞台に立つことはできない、作ることもできない。。。

そんな思いを持ち続け、気がつけば40歳。

そんな自分の思いも忘れていましたが、会社の仲間や、友人にはいつもやればできる！諦めるなよ！と言ってる自分。

そうだ、諦めたのは自分。 やりたいのにやらない選択をし続けてるのは自分だ！ということに。

そこから、やりたい！を発信し続け、集まった素人20人。

舞台経験もなく、
監督経験もなく、

でもやればできる！を素人の仲間と1年間信じ、あきらめずやり続けた結果、なんと旗揚公演に1000人もの人が観にきてくれました。

あの時、描いた世界が目の前に広がったんです。
あの時やりたかったこと、
歌いたかった、
踊ってみたかった、
ステージに立ってみたかったなど、
一緒に夢を叶えれた瞬間でした。

もしかしたら僕たちのように夢をあきらめてしまった人がたくさんいるのではないか？と考え、この劇団WAO!の活動を、一回ではなく、そんな方達の夢を叶えれる場所の提供として継続的に行っています。

あなたもこのWAO!で
あの時の想いを叶えませんか？